ローマ帝国の時代から、ミラノとヴェネツィアを結ぶ幹線道路の要所として栄えてきたヴェローナは、紀元前1世紀頃からローマ帝国の中に組み込まれ発展していきました。また、5世紀には東ゴート族のテオドリック王によって、ゲルマン人が破壊した城壁を修復されました。1136年には自治都市となり、その後も発展していきました。
ヴェローナ市街は2000年に文化遺産として世界遺産に登録されています。かつてのヴェローナでは、スカリジェリ家、ヴィスコンティー家をはじめとする支配層が激しく対立しており、シェイクスピアの描いた名作、ロミオとジュリエットもこの時代の対立をもとに作られたものです。
ロミオとジュリエットの中で、ロミオはヴェローナの城壁の外に世界は存在しないと言っています。詩人であったシェイクスピアにそこまで言わせるヴェローナは、一見の価値があると言えるでしょう。
1405年になると、ヴェローナはヴェネツィアの支配下にはいり、商業都市として発展していきました。現在もヴェローナ市内には、ヴェネツィア共和国の象徴であったライオンの像がたくさん立っています。
ヴェローナは1797年にナポレオンによってヴェネツィアを制圧された後は、一時的にフランス軍の支配下にありました。しかしその後はオーストリア領となり、1866年にはイタリアに編入されることになります。
ヴェローナは有名なワインの産地にも近いため、それらを味わうことのできるワインセラーがあったり、おいしいレストランが多いことでも有名です。ミラノからヴェネツィアに行かれる際は、是非立ち寄ってみましょう。
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