サヴォイア王家の王宮群はトリノの中心部にあるカステッロ広場に面した、左右対称に作られた美しい建築物になります。トリノはイタリア北西部に位置しており、人口が100万人弱とイタリアでも4番目に大きな都市になります。周辺の街を含めると世界遺産とみなされているものが22件も存在します。それらは全てサヴォイア家が残したものになります。
サヴォイア王家の王宮群は、1997年に文化遺産として世界遺産に登録されています。当時のサヴォイア家は、神聖ローマ帝国からピエモンテとフランスにまたがる地域を与えられます。この土地は1416年にサヴォイア公園となり、エマヌエーレ・フィリベルトが活躍した1562年にはトリノが都として定められました。
トリノに都を移した後は、トリノを中心としてその周辺の街にたくさんの建物を建築しました。王宮や宮殿、庭園などのたくさんの素晴らしい建築物群は、当時は権威を現すものとして建てられたものになり、現在では世界遺産となっている王宮群になります。
主な建築物は王宮の他に、マダマ宮殿、カリニャーノ宮殿、ヴァレンティーノ城、モンカリエーリ城、カッチャ宮殿、ストゥピニージ宮殿などがあげられます。広範囲にわたって建てられているため、当時のサヴォイア家の勢力の大きさを感じることができます。
その後サヴォイア家は、1720年になるとサルデーニャ島と王権を手に入れることに成功し、サルデーニャ王国となります。しかし1860年のイタリア統一の際には、かつての領土の一部分であったニースをフランスに割譲することになります。
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