マテーラはバジリカータ州マテーラ県の県都になります。ギリシャの植民都市であったエラクレアとメタポントゥムの住民が始めに街を建設したことから、2つの街の名前の頭文字からマテーラと名づけられました。
世界遺産には1993年に文化遺産として登録されています。先史時代から人が住んでいたと言われれいるマテーラでは、旧石器時代の出土品が見つけられ、新石器時代や青銅時代の村落の痕跡が残っています。
マテーラには、居住スペースとしての洞窟群と教会として利用されていた洞窟群がたくさん見つかっています。もともとは天然の洞窟を利用していましたが、数が増えるに従って人工的な洞窟も増えていきました。天然洞窟と人工洞窟が混ざり合って、迷路のようになっているところも存在します。
洞窟居住群の中で現在見つかっているのは、3300にも達します。当初は自然の洞窟を利用していたようですが、時代が進んでいくにつれて、洞窟も居住スペースとしての形を変えていきました。外観は石造りの普通の家のようにも見えるのですが、中に入ってみると窓もほとんどないような洞窟住居になります。
マテーラの人口が増えだしたのは、キリスト教徒がイスラム勢力に迫害を受けていた8世紀頃からになります。キリスト教徒は身を潜めるためにこの地に移住し、やがてたくさんの教会を築いていきました。現在では155件の洞窟教会が見つかっています。
またその他にもムルージア公園や、ランフランキ宮殿に置かれる国立中性現代博物館などが見所となっています。考古学博物館では、人類古代史の移り変わりを見ることもできます。
南イタリアの世界遺産
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