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ピエンツァ歴史地区

トスカーナ州に位置する人口が2000人程度の小さな街になるピエンツァですが、非常に美しい街になっています。このピエンツァは15世紀の半ばに、ルネッサンス建築によって作られた最初の計画都市になります。

世界遺産には文化遺産として1996年に登録されています。古代ローマの時代には、コルシニャーノと呼ばれており、その後9世紀にアミータの修道院が所有した後、シエナが支配していました。

その後ピッコローミニ家の領土となった後に15世紀ローマ教皇であるピオ2世が誕生しました。教皇となったピオ2世は1458年に、自分の生まれた小さな田舎町であるピエンツァを、自身の理想郷に変えてしまおうと計画を始めました。ピオ2世自体は、シエナ大学卒の人文主義者になり、当時では優れた知識人として有名でした。

彼の考えた3年間計画で、ロマネスク様式の教会などは残したままで、ロッセリーニの建築様式に調和した邸宅等を建設しました。そして街の名前もコルシニャーノからピエンツァに変えて、ルネッサンスを代表する建築家、ベルナルド・ロッセリーノに計画を依頼しました。結局ピオ2世とロッセリーノが死亡し街は未完成のまま終わりましたが、現在のピエンツァは彼の理想に近い街になっております。

街の中心に位置するピオ2世広場はルネッサンスの教会や宮殿で囲まれており、大聖堂内部にはゴシックが採用されています。街の周囲に広がっているオルチャ渓谷も有名です。ルネッサンス期の都市設計思想を最初に採用した街として、ピエンツァはイタリアの街の中でも一際貴重な存在となっています。


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