マルケ州に位置するウルビーノは、15世紀には芸術文化の中心として有名になりました。イタリアだけでなく、ヨーロッパ各地から芸術家や学者を集める場所でした。しかしそんなウルビーノも、16世紀以降には文化が衰退することになり、その地には素晴らしい教会を初めとする様々な芸術作品が残っています。
ウルビーノ歴史地区は1,998年に世界文化遺産として登録されました。当時のウルビーノの勢いの象徴でもあるドゥカーレ宮殿は、現在はマルケ国立博物館として様々な絵画などを展示しています。ウルビーノは街自体も美しいため、散歩するには適している場所になります。
もちろんルネッサンス以前にもウルビーノの街は存在したのですが、現在のウルビーノにはその影がほとんどありません。また、ルネッサンス後のバロックの影響もほとんど受けていないです。そのため、ウルビーノは町全体がルネッサンスを残している場所になります。
ウルビーノの目玉でもある場所が、巨匠ラファエロの生家になります。中に入ることもでき、その広さに驚くことでしょう。生家の内部には、ラファエロの複製画などはもちろんのこと、同時期に活躍したジュリオ・ロマーノやジョヴァンニ・サンティなどの画家の絵が展示してあります。
ラファエロの生家から5分ほど坂を上ったところには、ラファエロのブロンズ像が立っているローマ広場があります。その広場から更に先にはアルボルノツ要塞があります。近くの公園からはドゥカーレ宮殿や美しい町並みを高台から眺めることができます。
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