シエナは13世紀頃までには、西ヨーロッパ最大の金融街として栄えました。街中には15世紀頃までに立てられたゴシックの建築様式が目立っています。当時はフィレンツェのライバルと言えるほどの大きな都市国家を形成していたのです。
シエナ歴史地区は1995年に世界文化遺産に登録されました。西ヨーロッパ全体が経済活動を始める中で、ヴェネツィアやジェノバ、ピザなどの港町では貿易によって大きな富を得るようになります。シエナはこれらの都市との金融取引を重ね資金を得ることに成功し、その結果、金融街として成功を収めたのです。
金融業で力を得たシエナは、同じく金融業で勢力を強めたフィレンツェと、トスカーナの覇権をめぐって対立することになります。教皇党と皇帝党という政治的要素も絡んで、13世紀には武装衝突を繰り返すようになりました。そして1260年にはモンタペルティの戦いにてフィレンツェを破ることになります。
しかしその5年後にフランス王国が南下してフィレンツェと手を結ぶことになります。そして1269年にフィレンツェとフランスの連合軍に破れ、孤立していくことになりました。フィレンツェに覇権を奪われた後も、シエナの経済活動は盛んに行われていました。更にこの頃からシエナの芸術活動も盛んになっていったのです。
14世紀の中ごろに黒死病が流行するまで、シエナの芸術活動は輝いていました。カピタール・デル・ポポロ館、トロメイ邸などはそれらの中でも有名な建築物になります。フィレンツェと並ぶ歴史地区としてトスカーナでは有名な場所になります。
歴史地区
自然遺産
南イタリアの世界遺産
- デル・モンテ城
- マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園
- アルベロベッロのトルッリ
- シラクーザとパンターリカの岩壁墓地遺跡
- ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々
- アグリジェントの遺跡地域
- ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ
ローマ周辺の世界遺産
ミラノ周辺の世界遺産
その他の有名な世界遺産
イタリアの世界遺産webホーム歴史地区 シエナ歴史地区